独特の癖がある集団
群ようこ「いいわけ劇場」読了。短編集でスイスイ進んだ。眠る前ちょうど良いカンジ。それぞれのストーリーで、ちょっと一癖あるキャラクターが主人公。
みんな一生懸命、毎日を生きてる。でも、客観的に引いて見ると、一風変わったコダワリ持つ感じ。誰にでもありそうなモンだよね。きっと自分もあるだろうな。
毎朝メイクへ何時間もかけ、出勤するにも関わらず、ボロボロハイヒールは気にしない女性。とにかくオーガニック食品以外受け付けず、徹底し過ぎる男子大学生。
庭に来る野良猫に、餌を与える日課がエスカレートし、公園に居るカラスまで餌を与え始める老夫婦・・・。必死、でもカワイラシイ。
やっぱり面白い。人気作家は、結局なんだかんだ言おうがGOOD。食わず嫌いダメ。読みたい本沢山有り過ぎ。シアワセ!